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東大No.1頭脳が教える ~頭を鍛える5つの習慣~

東大No.1の頭脳が教える頭を鍛える5つの習慣を読みました。
 
東大生は日々何を考えてどんな生活を送っているのか。。
東大生のライフスタイルを真似れば、必然的に頭が良くなる訳なのですね。
 

 

 
下記ネタバレ注意↓↓================================
 
 

小さな目標をクリアしていく

 
 
 
小さな目標=スモールステップに分解していく。
 
そうする事で、「自己評価と現実のズレをなくす」
 
 
そして、小さな目標を言語化あるいは数値化できるようにする。
 
私達の自己評価はたいてい現実とかなりずれている。
しかもそれは、高い方にずれがち。。
 
「この人に勝てるな」と思う相手は多くの場合、同程度の実力だし、「同じくらいだろう」と思う相手は自分よりかなり上。
 
自分に対する過大評価が顕著になってくると、いつのまにか大きな目標から脱線した方向に進んでいく。
 
小さな目標を達成しながら「今、何を目指していて、どれくらいできているのか」を言葉や数値で表すことが大切。
 
そして意外なのが、ラクをするから結果が出る。
 
人間は自分に甘い評価を下すがそれは当たり前のことで放っておけラクな道を進み、楽観的な思考をしたがる。
 
勉強に対しても「自分に優しく」は大事。
頂上が見えないような大きな目標を掲げた時には、少しでもラクできる道を選ぶ。苦難の道はプラスにはならない。
 
砂利道も荒れた道も気にせずに自分を追い詰める方法は、長い人生でずっと続けられるものではない。
追い詰められて出す、120%の力は寿命を縮めて得たボーナスのようなもの。
肩の力を抜いて70%くらいの力で取り組むことが大切。
 
十分なモチベーションと万全のコンディションを揃えて勉強できる日なんて、せいぜい3割くらい。頑張るよりも続けられる強度で勉強に取り組むのが残り7割の日を乗り切る秘訣。
 
て事で、自分を追い込むやり方は楽しくない。
 
人生において、楽しくないことをやる時間は極力減らした方がよい。
 
そもそも勉強自体、「楽しみを見出す」なんてきれいごとは言えても、実際多くの場合、退屈で面倒なもの。
なので、方法くらいは自分を甘やかして決めて良いはず。
 
 

東大生が東大に受かる為に行っていたこと

 
 
①自分に合った勉強方法を考えて実行。
例えば、ノートを書き写す為に使っているのは目と手で、実は頭は使っていない。
しっかり見直すためにはノートをもう一度見直す。
書き写す時間を考える時間にあてる方が理解は深まる。
 
②全部に疑ってかかる。
取捨選択を繰り返す中で少しずつ自分なりのスタイルが確立する。
 
東大生に共通するのは、「一科目がめちゃくちゃできる天才」ではなく、「全科目がそこそこできるアベレージヒッター」
得意を伸ばすより、苦手をつぶす。そして見たことがある問題は完璧に解けるようにする。
 
③時間より成果重視。
全てダラダラ続けるのは最悪。
大事なのは何時間やったではなく、どれだけ力をつけたか。
最初から休む予定を組み込むと頑張れる。
 
④体調が結果を左右する。
健康管理は最優先課題。努力し続けるには、健康でないと厳しい。
 
受験でも資格試験でも合否を決めるのは、
⑤何をどれだけ勉強してきたか。
 
 
 
①~⑥から言えるのは、学び始めるのは今からだという事。
 
 
日本人の平均寿命は今も伸びていて人生100年時代が現実のものになろうとしている。それは喜ばしいことである反面、自分の人生をどう生きるか」について1人ひとりがより真剣に考えなくてはならない。
 
少しでも豊かな人生を送ろうと考えた時、学びによる知こそが人生を支える大きな財産になる。
 
 
 

勉強をお金に例えると

 
東大出身者の平均年収は600〜700万円
日本人の平均年収は400万円なので200万円ほど高くなる。
 
今の勉強より4000時間多く勉強していれば、東大に入れるとすると、20〜60歳まで働くとして、勉強の日給は2万円。
 
先延ばしは何も解決にならない。
誰にとっても今後の人生で1番若いのは今なのです。だから、学び始めるタイミングも今が1番いい。
問題は、時期ではなく先伸ばしにある。
 
勉強時間が減る→短期間で1度に覚えたことはその分忘れるのも早くなる。
 
 
 

読書の偉大さ

 
色々なジャンルの本を読むことで世界が広がる。
 
本を開く最大の楽しみは、著者、主人公の世界を追体験することで今の自分とは違う人生を紙面上で歩むこと。
 
数百円から数千円程度で著者や登場人物が歩んだ人生の道筋を疑似体験できるのは最高の贅沢。
世の中にはいろいろな人がいて、人生にもいろいろな楽しみ方がある。それを知るのは、とても価値がある。
 
何事につけ、ひとつの方向からしかアプローチできない人より、いくつか道を選べる人の方が強い。その選択肢を読書によって手に入る。
自分の興味をきっかけとして、新しい分野にチャレンジすると無理なく自分の世界を広げる事ができる。
 
まずは「興味のあるテーマ×手軽に読める内容」の本から始める。
 
著者の主張は正しいとは限らない。冷めた読み方で思考力を磨く。
客観的に見て「これは、この著者の考えに過ぎない」と冷めた読み方をする。
 
 
本は教えてくれるものではなく、考えさせてくれるもの。
 
 
フェイクを疑う目を養う。
新聞や本などは、校正者が情報の裏付けを取っているが、インターネットはそれがない。だから真実ではない可能性がある。
 
まっさらな状態で本を開く。
レビュー等を気にしていたら自分にとって素晴らしい本と出会うチャンスを逃してしまうかもしれない。
 
本は覚えなくてもよい。
つまり、知っている自分になりたいだけで、考えを深めていきたい訳ではない。
 
自分の考えをやめないこと。
読書の習慣がつくと創造的な会話ができる。
人間は何もしないとだんだん駄目になっていく。ラクな方に流されやすい生き物。
そうならない為に環境から変えていく。
 
本はいったん読む癖がつけば次々と読みたくなる。だから読む癖をつけるためにその環境下に身を投じる事が大切。
 
 

暗記と筋トレの意外な関係性

脳は筋肉と似ていて、思考をフルに働き続けるためには、絶えず基礎的な能力を磨いていく。
言い方を変えれば、暗記は思考体力を鍛えている。
 
 
■暗記の4ステップ
 
①覚えるステップ
⇒これは頭に情報を入れる段階
 
②穴埋め問題・短問問題に答えられるステップ
⇒これは知識と知識を線で結ぶことである事象の全体像が見えているレベル。
 
③人に教えることができるステップ
⇒この状態が真にもの事を理解したといえる段階。
 
人に教えられるというのは、インプットが十分にできているのと同時にアウトプットできるように頭の中が整理されている必要がある。⇒この段階まできたらアウトプットはOK。
 
暗記に対する悩みで一番多いのが、覚えたことを忘れてしまうこと。
 
 
 
解決としては普段から暗記癖をつける。
 
5W1Hで整理しながらまとめる。
②1日で何が得られたか振り返る。
③ストーリー形式に覚える。
④その場で調べる、その場で解決する。
⇒一度スルーしたら二度と確認しない為
⑤疑問メモ帳をつくる。
⑥まずは好きになるからスタート。
 
 
 
では、⑥の好きになるには?
 
 
 
 
答えは、好きになるような行動をする。

頭が良くなるサイクル

 
 
脳の情報整理
入れるときから工夫して、インプットの段階で仕分ける。
経験知をためる
積極的に新しいことにチャレンジし、経験を積む。
経験を人生に生かしていく
隙間時間を有効活用
短い時間でできる事をやる
ルーティンの中から隠れたムダを探しつつなくす
例えば服の組み合わせを決めてしまう。
考える時間を増やして何をしていたか分からない時間を過ごさない
一番を目指せる分野に力を注ぐ
 
 
人と付き合う時間を積極的にとる。
インプット"ひとり"とアウトプット"人と接する"のサイクルを回す
 
いろいろな人と話をしたときに"この人には価値がある"と思ってもらうには、何かしらの武器が必要。自分だけの武器を磨く事はひとりの時間でないと中々出来ない。
 
 

最後に東大生が積極的に行ってること

 
 
・反省を次に活かす未来志向
・アウトプットに必要な相手目線
・結論から話す
 
 
 
 
 
勉強も自ら学ぶための環境作りを整えて実行することが成功の秘訣ですかね。
まずは、反応から考えるきっかけを作ろう!
 
 
以上。

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