社内起業家について
私の会社の話から入るのですが、まあ斜用業界なんで経費削減のため事務所移転とともに現状よりオフィスが縮小するとの事が発表されました。
それに伴い、社員全員分の席がないらしい。
最初は「お前の席ねーから!!」状態が現実に起こるって
いやいや。。。笑いごとじゃねーよ!って思ったんですけど、
まあ裏を返せば、リモートワークで毎日無理して会社に行かなくてもいいのか。
周りが動揺している中、私は内心「ラッキー」と思いましたね。
こうなったら、できる限り会社に行きたくないわけですよ。
しかし、上司の仕事を一緒にやっていたら結局、会社に行って都度確認取らなきゃだし、やりたくないし前に進まないしでまあ自分でビジネスを動かす責任も思考もなくなってしまう。
てことで私考えまして、社内の仕入れルートを使って新しいWEBビジネスを展開する会社をいち早く見つけだし商品を提供する仕組みを提案したわけですよ。
上司には「ほんとにできるのか?」とか散々思われていたようだけど、これこそ部下にチャレンジをさせない典型的な「大企業病」だと思って、こういう上司は脳内抹消いたしました。
まあ、ルーチンに縛られるだけでなくこういう新しいことにチャレンジする必要性が今の会社には不可欠とこの機会に思ったわけですよ。
だって大企業病なんだもん 変えなきゃ!っと正義感満々な私。
発想の陳腐化や無責任な体制、意思決定の遅れ、非効率的な業務フロー、リスク回避、社員のモチベーションの低下、縦割り組織などの事業活動にデメリットをもたらす風潮が蔓延しているし、企業の事業活動の勢いやスピードは衰退。
企業が継続していく中で、社員が細分化された仕事をただこなすだけになってくると、危険だと。
どうせこの会社に入ったなら立て直したいって!
まあなにしろ結果、自分で責任を持ってこのビジネスを一人でやることになりました。
取り組み先との交渉から物流の仕組みまで自らが動く。
大変だけど、まあ自分の進め方でできるからいーかなと。
面倒くさがりで人とコミュニケーションとかできる限りしたくないって人は案外起業家が向いているかもですね。
だからそういう社会不適合は、
自分で会社の仕組みを使って考えてそれをビジネスにしていく。
こうして私、大企業病の会社体制にちょっぴり新たな革命を起こしたわけです。
ただ、一人で好きなように稼げる仕組みだけ考えてあとは出来る限り、手を抜いて会社にいたいだけ(最高じゃん。。)
ってそんなうまい話はないが
最近はこういう?社内起業家は多いようですね。
これを「イントレプレナー」と言います。
「イントレプレナー」とは?
イントレプレナー(intrapreneur)とは、「社内起業家」もしくは「企業内起業家」を意味します。イントラプレナーと呼ばれることもあり、企業内で新規のビジネスを立ち上げる際にリーダーとしての役割を担う人材です。一般的な起業家を意味するアントレプレナー(entrepreneur)と区別する言葉として使われています。
近年日本の企業では、起業家精神を持った優秀な人材をイントレプレナーとして育成し、新規事業開発を通して社内の革新力を向上しようとする動きが活発化しているよう。
グローバル化した社会を生き抜くためには、新たな市場を開拓できる優秀な人材の確保が必要です。人材育成と事業拡大の施策の一環として、イントレプレナーの育成を制度化し、積極的に推進している大手企業が多数みられます。
会社にいながら起業をするって、0ベースからではないからまあリスクは少ないし、自分で稼ぐ力もつくし、経済成長にもなるから推奨する会社がもっと増えればいいんですけどね。
まあ、社会人は会社の看板を使ってできている話ですが。
やりたくない仕事ならやる必要なんて全くないし結局は、やりたいと思った仕事をやるだけだと思う。
それがもし社内で実現できるようなら、積極的に社内にもちかけるべきだと思う。
会社に絶望する前に自ら思うがまま動いて、それでもだめなら辞めるに越したことはないって。
そう思わないですか?
以上。